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兄嫁と隣家の妻達
第2章 バイト先社長、絵理香。
会社に戻ると社長はいない。

会社前の駐車場に車がなかった。

車がない。ガッツポーズしながら会社に入る。

たぶん、納品しにいったのであろう。

今月のノルマは達成した。と、言ってもまだ10日過ぎだ。

8日で作製したことになるのだが、会社にいてもすることがない。

チラシでも配りに行きますか!

バッグをロッカーに入れて、社員証を持ち、リーダーにかざすと

ロックが解除される。

そして初めて会社に入れる。社員証がないと立ち入ることはできない。

知的財産権はこうしないと守れない。

営業部のお手伝い。

この会社で唯一出来るお手伝いなのである。

普段居る、制作課では手伝いなどできない。

なぜならば、手伝った部分にバグがあると厄介だから。

手伝っているのか、足を引っ張っているのかわからないから、手伝わない。

暗黙の了解といったところである。

営業に行き、チラシをもらって、個人経営の店をまわる。

法人などの企業は、営業部の精鋭に任せる。

面倒なことに巻き込まれない為だ。

系列会社や、傘下企業などの縛りがあるので、縄張り争いは避けたい。

だから、個人経営の会社にネット販売を呼び掛けるのがバイトの仕事。

ホームページから発送までを一元化する。システムの販売のためのチラシ。

チラシを配りながら、世間話も欠かさない。

どの店も、奥さんのほうが決定権を持っていそうな雰囲気なので、

特に奥さんや、娘さんには念入りに説明していく。

6、7件説明したところで、社長の絵理香さんから電話が。

「すぐに会社に帰ってきて。」

「はい。10分ぐらいで戻ります。」

電車で1駅なので歩いて戻る。

良いことなのか、悪いことなのか解らない。



「失礼します。」

「どうぞー。」

「帰りました。」

「待っていたのよ。今晩、空いてる?」

「はい。特に何もありませんが。」

「納品した会社の常務さんが、ご飯に誘ってくれたのよ。付いてきなさい。」

「それでしたら、営業部を連れていかれたほうが良いのでは?」

「いいえ、このシステムを作った貴方に会いたいそうよ。」

「そうなんですか?スーツ着てないし、いいんですか?こんなラフな格好で。」

「学生が作ったって説明してあるから問題ないんじゃない?」

「何事も経験よ。」
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