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兄嫁と隣家の妻達
第5章 隣家 昌子(中学教師 元担任)
真新しい学生服に身を包み

中学に進学した龍。

初めて入った教室で、担任の先生を見て驚く。

うちの隣の昌子さん。

もう一度見直すが、やっぱり昌子さん。

昌子さんも、龍をみて笑っている。

学校の先生だとは知っていたが、まさか、俺の担任になるとは.....



そんな、こんなで中学生活を送っていたのだが・・・

中学生活、もとい、人生の節目を向かえるのである。

それは、暑い夏の日だった。

龍が水泳の補講授業を受けていた時のこと。

当時の龍は、全くと言っていいほどのカナヅチ。

そう、泳げなかったのである。

水泳の補講を受けたのだが、いっこうに上達しない。

バタ足が出来ないだけでなく、顔さえも、まともに漬けられなかった。

水泳は体育の先生の受け持ち、担任の出る幕ではない。

それでも昌子は、龍の為に体育教師を説得して

なんとか特訓できるようにプールの使用許可を得た。

さいわい昌子のクラスは龍だけ補講だったので

個人レッスンを許されたのである。

だが、個人レッスン初日は成果なし。

龍のやる気もなく、投げやりになっていた。

「どうせ俺は泳げないから・・・」

「決め付けてはだめ」

「体育の先生でも無理なんだから、諦めようよ。」

「そんな簡単に諦めちゃダメ!諦めると癖になるわよ。

大丈夫!私に任せなさい!

明日もちゃんと来るのよ!待っているから。」

「明日の土曜日は、友達と遊ぶ約束があるんだけど。」

「何時に待ち合わせ?」

「9時に駅だよ。」

「午前なら遊んでいいわよ。どうせ、部活で午前は使えないから。」

「午後1時にプール集合!」

「それならいいけど....でも、泳げるようになるのかなぁ~!」

笑って女子更衣室に戻っていく昌子先生。

顔は笑っているが、指導方法が判らない。

着替えもそこそこで、職員室に戻りネット検索するのであった。

泳げるようになる方法。

検索するが教科書どおりの方法しか載っていない。

ある中学生水泳教室の様子が写真付きで載っていた。

そこにはビキニ姿で教える指導員と楽しそうに習っている生徒の姿があった。

「これだわ!」

早速、ビキニを求めて街に繰り出す晶子。

切っ掛けなんてどうでも良かった。

龍ちゃんが泳げるようになるのなら。
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