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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第3章 つわりの洗礼
「あなたが僕に愛想をつかさなければ、ずっと続きます。」

真面目な顔で小鳥遊が言った。

「ガクさんが浮気をしなければ,愛想はつかしませんから大丈夫。」

些細なことで自分が嫉妬することに気が付いていたが、それがなぜなのか冬自身にも判らなかった。

「もうトーコさん以外とはしませんから。」

耳元で囁いた。

「…ただし,プロは除く…でしょう?」

冬が笑ったので,小鳥遊がムッとした。

「ごめんなさい…嫉妬深くなっちゃって…自分でも変なの。ふたりがとてもモテるのを知ってるから心配。今までそんなこと無かったのに…おかしいよね。」

それを聞いて小鳥遊は少し嬉しかった。

「それもまた…新鮮で良いですね。」

冬の頭に優しくキスをした。

「さぁ…寒くなったから帰りましょう。」

冬を労る様に小鳥遊は立ち上がった。

「ふたりのパパが立ち合い出来るように生まれて来てね。」

冬はまだ目立たないお腹を触りながら言った。

「本当に…あなたもそして子供達も無事で生まれて来てくれることを願うだけです。元気なら男の子でも女の子でもどちらでも良いですから。」

パパという言葉を聞き、小鳥遊は気恥ずかしさを感じたがとても幸せだった。
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