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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第3章 つわりの洗礼
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「潔癖症の静さん発動中なの。そっとしておいてあげて。」
日曜の朝早くから、今泉は香りがついているものは、片っ端から洗濯をしていた。
「静さん手伝いましょうか?」
ラップトップを見ながら、小鳥遊が静かに言った。
「いえ…もうすぐ終わるので大丈夫。」
結局一日中掃除をしていて落ち着かないので、
冬と小鳥遊は近くの公園へと散歩に出かけた。小鳥遊も流石に今泉を気の毒に思い始めていた。
「これ以上つわりが酷くならなきゃ良いけど…。料理はほぼお母さん任せになっちゃっているし…。」
「春さんが居てくれるからこそ、甘えたら良いじゃないですか?あなただけのときはコンビニ弁当や病院の食堂で済ませますし。」
冬の手を小鳥遊が大きな手で包み込んでいた。ふたりでベンチに静かに座って子供達が遊ぶのを眺めた。
「夏には…家族が2人も増えるって,不思議な感じ。」
冬が優しく笑った。
「僕はとっても楽しみです。今までは…天涯孤独だったから。家にいると,いつも誰かが居る気配がすることが,特別な気がします。」
まだ肌寒い公園で,子供達は元気よく駆けまわっていた。
「ささやかな幸せこそが、特別な幸せだと思います。」
小鳥遊は遠くを見つめながら言った。
「いつまでも…続くと良いな。」
冬がさりげなく呟いた。
「潔癖症の静さん発動中なの。そっとしておいてあげて。」
日曜の朝早くから、今泉は香りがついているものは、片っ端から洗濯をしていた。
「静さん手伝いましょうか?」
ラップトップを見ながら、小鳥遊が静かに言った。
「いえ…もうすぐ終わるので大丈夫。」
結局一日中掃除をしていて落ち着かないので、
冬と小鳥遊は近くの公園へと散歩に出かけた。小鳥遊も流石に今泉を気の毒に思い始めていた。
「これ以上つわりが酷くならなきゃ良いけど…。料理はほぼお母さん任せになっちゃっているし…。」
「春さんが居てくれるからこそ、甘えたら良いじゃないですか?あなただけのときはコンビニ弁当や病院の食堂で済ませますし。」
冬の手を小鳥遊が大きな手で包み込んでいた。ふたりでベンチに静かに座って子供達が遊ぶのを眺めた。
「夏には…家族が2人も増えるって,不思議な感じ。」
冬が優しく笑った。
「僕はとっても楽しみです。今までは…天涯孤独だったから。家にいると,いつも誰かが居る気配がすることが,特別な気がします。」
まだ肌寒い公園で,子供達は元気よく駆けまわっていた。
「ささやかな幸せこそが、特別な幸せだと思います。」
小鳥遊は遠くを見つめながら言った。
「いつまでも…続くと良いな。」
冬がさりげなく呟いた。
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