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テリトリー
第5章 目覚めた!悠介
春日井悠介はハルトの親しい友人である。高校の時からの仲で、今でも時々会う機会もある。
そんな彼は密かに想いを抱いていた。
「俺…好きなんだよね、ハルトのこと」
「え…」
そして今、ユウスケとハルトは部屋に2人、向き合って座っていた。
「昔からさ、なんつーか、お前のハダカとか見てると興奮しちゃってさ…立ってんの隠すの大変だったよ…」
ユウスケは顔を赤らめながら言った。そしてズイッとハルトに顔を近ける。
「お前…全然変わんねぇよな…その唇とか…柔らかそうでさ。俺、お前ンチに遊びに行った時、キスしたんだぜ…お前寝てる時に。最初は触れるだけだったんだけど、段々キスする度に声が漏れてくるから俺、たまんなくなって、舌とか入れて1人でオナってた」
ハルトは衝撃の事実に思考がついていかない。ユウスケの指がハルトの顎を捉え、お指で唇をなぞる。
「だから、さ…今度はちゃんと…意識のあるお前と…セックスしてぇよ…」
ちゅっ…
「んっ」
2人の唇は重なった。