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人妻ゆり
第13章 屈辱の昼下がり
今日は竜がいない日。

そして浩二は一度帰って

また出張に出た。

「全く…
浩二は私のこと…」

ゆりはお冠だ。

最近では浩二は

帰って来ても仕事が忙しく

すぐに出張に出ていた。

家庭を守る為とはいえ…

ゆりはほったらかし…

しかし、帰って来ると

今まで以上にゆりを求めた。

激しくゆりを抱く。

浩二のこの変化に

ゆりは喜んで良いのか?

悲しんで良いのか?

結構複雑だったりする。

それは浩二は普段いないので

愛するゆりと

一緒にいる日だけは

ゆりを完全独占した。


今日のゆりは

欲求不満寸前。

浩二はいないし竜も

仕事で留守。


ゆりは昼下がり…

一人で悶々としているが

そのうち寝てしまった。

しかし…

ゆりの悪い癖で欲求不満な

時は無用心になる。

それはゆりが刺激を

求めているのかも

しれないが…

それにしても…

玄関の鍵が掛かっていない。

いくら団地であまり人が

来ないからと無用心にも

程がある。
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