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人妻ゆり
第14章 幼馴染
ゆりが振り向くと…
見覚えのある顔がそこにあった。
「鉄くん…?」
「あ!!やっぱりゆりだ!」
鉄が走り寄ってきた。
「鉄くん!!」
ゆりも駆け寄る。
ゆりと鉄は幼馴染。
親同士も仲が良かった。
「久しぶり…」
「久しぶりだな…」
二人は再会を喜んだ。
「どうしたの?」
「最近街へ出てきたんだ。」
「そうなんだ…
おじ様とおば様は
お元気?」
「あぁ…
相変わらず
口うるさいけどな。」
「まぁ…」
「所で鉄君。
何処へ行くの?」
「とりあえず当てもなく
ぶらぶらと…」
「私と一緒ね?」
「ゆりも?」
「うん…」
「ねぇ鉄君…」
「なに?」
「うちへ寄っていかない?」
「へっ??
でもゆりは
結婚しているだろう?
まずいよ…」
「そんな事ないよ」
「しかし…」
「あら…
私の家に来るのが
いやなの?」
「そんな事ないが…」
「積もる話もあるし…」
「分った…」
二人は並んでゆりの家を目指す。
程なくしてゆりの家に着いた二人。