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人妻ゆり
第31章 ゆり、軟禁
ゆりはパートから帰ってきてシャワーを浴びていた。

明後日は竜が帰ってくる。

今からゆりは体の手入れをしっかりしていた。

浩二がいない今、ゆりには龍しかいなかった。

心のよりどころ…

ゆりには竜の逞しい胸が唯一の居場所だった。

「綺麗にしないとね…」

シャワーを浴びながらゆりは全身を念入りに洗う。

浴室から出たゆりはパンティだけ

身に付けて後はバスタオルで体を覆う。

基本的に風呂上りはブラは着けないゆり。

「ふぅぅ…気持ちよかった…」

さっぱりしたゆりは居間に戻って目を見張った。

居間に…

男がいる…

その男はパート先の健だった。

健は30少し手前の独身。

趣味はハッキングと言う危ない趣味を持っている。

隼人もそれを心配して

「健、ハッキングはやめろよ?」

と、何回も注意していた。

健は居間に座ってゆりを見ている。

ゆりは

「健君…
何故あなたがここに?」
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