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人妻ゆり
第36章 忘年会
次は隼人だ。

「絶対ゆりさんを…
引き当てる!!」

気合を入れてくじを引く隼人。

竜がくじを読み上げた。

「えーっと…
隼人君のくじは…
ゆりさんの…」

「やったぁぁぁ!!」

隼人が万歳をする。

「一ヶ月間使用人になること…
です…」

「あらぁぁぁ…」

会場が大爆笑に包まれた。

「お姉さん、召使が出来たわね?」

真美が笑う。

「ははは…そうね…」

ゆりは複雑だった。


次は鉄平。

「よっしゃ!!」

気合を入れてくじを引いた。

竜がくじを読む。

「鉄平君のくじは…」

竜が黙り込んだ。

見ると龍が泣いている。
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