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人妻ゆり
第36章 忘年会
「お母さんは…
確かに君を捨てた…
しかし、一日たりとも…
君を忘れてはいなかった…
それを…理解して欲しい…」

竜が立っている。

「馬鹿野郎!!」

鉄平は竜を殴り倒して

「俺は…俺は…」

そう言って竜にすがって泣いた。

「鉄平…」

女性は鉄平に

「ごめんね…
ごめんね…」

鉄平を抱きいつまでも泣いている。

鉄平は女性を抱きこして

「お母さん…」

とすがりつく。

ゆりが

「良かったね…」

と鉄平を優しく抱いて

「これからは…
お母さんを大切にするのよ?
分りましたか?」

「う…ん…」

親子は全員に深々と頭を下げて会場を去っていった。

ゆり、真美、恵子、美香、瞳は竜に

「良かったね…」

と竜を取り囲んで友也と隼人に

「ありがとう…」

と礼を言った。

「俺には家族はいない…
鉄平君みたいな子を
一人でもなくしたい…」

竜の目には涙が光る。


「さぁ…再会するわよ!」

ゆりのテンションが上がっている。

「嬉しい…」

修がくじを引いた。

「ゆりさんをしとめる!!」

竜がくじを読んで噴出した。

「修君…
君のくじは…」

読み上げずにくじを全員に見せた。

くじには

「高校を卒業するまで…
宿題は必ずやること…
忘れたら…
ゆり姉さんに…
お説教されること…

社会人が引いた場合は…
社の掃除一年間…」
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