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淳、光と闇
第17章 咲とおしゃれと美紀

「そう…えぇと…
淳ちゃんでしたか?」

「はい、淳と申します!!」

「淳ちゃん、貴方…
責任を取るってどうするつもりなの?」

「そ、それは…」

淳は下を向いた。

「淳、下がりなさいと
言っているのです!!」

淳は悔しかった…

言われて…責任の取り方も…

自分は知らない…

「はい…下がります…」

「総婦長、申し訳ありません。
監督責任です…」

さゆりが再度頭を下げる。

「良いのよ…
元気なのは良い事です。」

玲子はさゆりを制止して

「淳ちゃん、貴方はまだ若い…
でも、せめて責任の取り方くらい…
覚えてね?」

「は、はい…」

「では今回の咲ちゃんの
処分を下します…」

咲は覚悟を決めた。

脳裏には…兄弟達の顔が…

「貴方達…ごめんね…
姉ちゃんは…」

玲子はゆっくりと

「咲ちゃん、
今の内科から…
救急救命課へ移動…
そこで看護師長補佐として
働きなさい。」

「さゆりさん…
貴方の監督の甘さは…
以前から問題でした…
故に…減給一ヶ月…
但し、ここで…
私に…今後指導を厳しくすると
約束するならば…
今回はお構いなし」

「瞳ちゃん、
浩二君の指導監督不行き届きで…
減給一ヶ月…
但し、さゆりさんと同じ
猶予を与えます。
なお、浩二君については…
内科のさゆりさんの元へ
移動して…看護師見習いとして
再度教育を…施しなさい。」

「最後に…淳ちゃん…」

「総婦長!!
淳は淳は…この子だけは…
お許し下さい…」

さゆりは玲子にすがりついた。
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