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淳、光と闇
第19章 看護師の教え
さて竜馬は
淳の密告により優子に
締め上げられていた。
「淳ちゃん、裏切ったな?」
「社長…誰が勝枝さんを
襲えと言いましたか?」
「そ、それは
俺はだな、その方が…
な、結果的には
うまくいったろう?」
「あのですね。
下手をすれば
社長はレイプ魔に
なるんですよ?
私達も同罪になるのです。
私達を失業させる
つもりですか?」
「い、いやいや…
もし失業したら
俺の会社で…
い、いでぇぇ!!」
「ボカっ、バチン!!」
後で優子が電話帳で竜馬の
頭を叩き蹴りを入れた。
「社長!!」
「わ!!優子君!
そう怒るな…」
「怒りませんが
こちらでお話
聞かせてもらいます。
たっぷりと…」
優子はそう言って竜馬を
御仕置き部屋へ連れて行った。
「た、助けてくれぇ…」
「自業自得ですよ?」
風香にまで言われて竜馬は
優子にたっぷりとお仕置きされた。
その後、勝枝は処置の中心となり
病棟詰め所に溶け込んで
その手腕を振るった。
ある日、淳はさゆりに呼ばれて
「淳ちゃん、犯人探しも
いいですが…
あまり強引はいけませんよ?」
と睨まれて
「え?何の事です?」
としらばっくれたが…
「私に…隠し事は
できませんよ?」
「え??」
「淳…ばれた…」
そこには結花とゆりの姿。