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結花の御主人様
第15章 師弟の絆
結花は月末の書類を提出するのをすっかり忘れて
次の日の朝まで掛かって何とか提出した。
結花は優子だけには弱みを見せたくないと思っていたので
今回のミスは痛い失点だった。
「うぅぅ…原点1
悔しい!!」
悔しがる結花だが忘れた事には変わりない。
悔しいがここは優子に謝るしかなかった。
「優子主任…申し訳ありませんでした。」
結花が頭を下げると優子は
「忘れる事は誰にでもありますが
それでも今回の事は決して
許される事ではありませんよ?
しかし、初犯なので今回だけは特別に
許してあげます。
今後はこのような事は無いように
しっかり業務に励んでくださいね。」
「はい。申し訳ありませんでした。」
優子は結花を睨む目の奥でにやりと笑った。
「く、悔しい!!」
結花は歯軋りをして悔しがったが
ミスをしたのは自分だしこの仕事は龍が
直々に結花に与えたものだった。
それ故に今回の事に関しては結花に勝ち目は無かった。
「優子さんにだけは…
あの人だけには弱みを握られたくなかった。」
「以後、十分気をつけます。
それでは失礼します…」
結花が会社を出ると良が玄関先で控えていた。
次の日の朝まで掛かって何とか提出した。
結花は優子だけには弱みを見せたくないと思っていたので
今回のミスは痛い失点だった。
「うぅぅ…原点1
悔しい!!」
悔しがる結花だが忘れた事には変わりない。
悔しいがここは優子に謝るしかなかった。
「優子主任…申し訳ありませんでした。」
結花が頭を下げると優子は
「忘れる事は誰にでもありますが
それでも今回の事は決して
許される事ではありませんよ?
しかし、初犯なので今回だけは特別に
許してあげます。
今後はこのような事は無いように
しっかり業務に励んでくださいね。」
「はい。申し訳ありませんでした。」
優子は結花を睨む目の奥でにやりと笑った。
「く、悔しい!!」
結花は歯軋りをして悔しがったが
ミスをしたのは自分だしこの仕事は龍が
直々に結花に与えたものだった。
それ故に今回の事に関しては結花に勝ち目は無かった。
「優子さんにだけは…
あの人だけには弱みを握られたくなかった。」
「以後、十分気をつけます。
それでは失礼します…」
結花が会社を出ると良が玄関先で控えていた。