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結花の御主人様
第21章 健と赤い蠍
龍の町の祭りが近づいてきていた。
結花は実行委員として多忙な毎日を送る。
龍は町の祭りの為に巨額の寄付をして
祭りを盛り上げる為に協力した。
着々と進む祭りの準備。
そんな中、健は自分の不良グループを
全て集めた。
「兄貴…どうしたんです?
これだけの人数を集めるなんて…
必死ぶりにでっかい抗争ですか?」
「いや…違う…
お前達に集まって貰ったのは
他でもない。
間もなくこの町で祭りがある。」
「分った!!
そこでかつあげし放題って?」
「馬鹿野郎!!
良いか?この町でかつあげしてみろ?
お前達をこの町から放り出すぞ?」
「は、はい…」
「目的はただ一つ…
祭りの護衛だ。」
「ご、護衛ですか?」
「そうだ…
良く考えろ…
俺達は今まで何処の街でも
余されて白い目で見られて…
差別されてきた。
だがな、この町だけは違った。
悪さをしなければ…
この町の連中は俺達を
認めて居場所を作ってくれた。
この違い、分るな?」
「へ、へい…」
結花は実行委員として多忙な毎日を送る。
龍は町の祭りの為に巨額の寄付をして
祭りを盛り上げる為に協力した。
着々と進む祭りの準備。
そんな中、健は自分の不良グループを
全て集めた。
「兄貴…どうしたんです?
これだけの人数を集めるなんて…
必死ぶりにでっかい抗争ですか?」
「いや…違う…
お前達に集まって貰ったのは
他でもない。
間もなくこの町で祭りがある。」
「分った!!
そこでかつあげし放題って?」
「馬鹿野郎!!
良いか?この町でかつあげしてみろ?
お前達をこの町から放り出すぞ?」
「は、はい…」
「目的はただ一つ…
祭りの護衛だ。」
「ご、護衛ですか?」
「そうだ…
良く考えろ…
俺達は今まで何処の街でも
余されて白い目で見られて…
差別されてきた。
だがな、この町だけは違った。
悪さをしなければ…
この町の連中は俺達を
認めて居場所を作ってくれた。
この違い、分るな?」
「へ、へい…」