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結花の御主人様
第21章 健と赤い蠍

九州からも四国、中国地方と

合流して優子の元を目指す赤い蠍。

「大阪で最終合流や。
そこで北陸の連中と混ざるで!!」

「ねぇ、安奈…
何故お祭りの警護に?」

「重蔵が絡んでるねんよ…」

「へ?あの黒い蛇??」

「そうや…だから総帥は
うち達を呼んだんねん。」

「しかし、なんで祭りに重蔵が?」

「盆踊りにでも来るんかな?」

「それなら結構やがな。」

「ええか?
何が何でもあそこを守るんや。
でないとうちら…
また放浪せなあかんで!!」


その頃…

良とゆりは浴衣が出来上がって

二人は幸せそうだった。

「明日のお祭り
楽しみだね?」

「うん、俺はゆりちゃんの浴衣姿が見たい。」

「恥ずかしいよ…
でも、この生地…綺麗…」

「ゆりちゃん、着てみてよ?」

「恥ずかしい!!」

「ちょっとだけ…」

「いやだ!!
良君、明日のお楽しみよ?」

「ちぇ…残念…」

「うふふ…
その代わり…明日から
お休みでしょう?
でね、今晩…して?」

「うん!!」

良はゆりを抱き寄せてキスをしながら

「ゆり、愛してる…」

「良君、ゆりも…

二人はベッドで裸になって愛し合った。
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