この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
結花の御主人様
第22章 良、守るべき者。そして…
女の子は不良グループを見て
にっこり笑って
「はい、お兄ちゃんあげる。」
そう言ってチョコバナナを手渡した。
「あ、ど、どうも…」
「美味しいよ!!」
無邪気な女の子。
親もニコニコしている。
「どうも…すみやせん。」
「いえいえ…
お祭り楽しんで下さいね。」
「兄貴…良かったね?」
「う、うるさい!!
俺は甘いものが嫌いなんだ。」
「そうなんだ…
じゃぁ、俺に下さいよ?」
「何?だ、駄目だ!!
これはあのちびちゃんが
俺にくれたんだ。
だ、誰にもやんねぇ…」
「ははは…」
そこへ中学生が小学生の男の子に
絡んでいた。
「おい…小遣い持ってるだろう?
出せ?」
「い、いやだ!!
これは美香ちゃんとお祭りを
楽しむ為に溜めたんだ。
絶対渡さない!!」
後で女の子が震えている。
「おら!出せ!!」
「あの野郎…なんてこと!!」
不良が中学生の襟首を掴んで
「おい…かつあげすんじゃねぇよ!」
「げっ!不良グループ!!」
「てめぇ…
折角祭りを楽しみにしている
子供から金をせびるなんて…
誰に許可を貰った?」
じろりと睨む不良。
にっこり笑って
「はい、お兄ちゃんあげる。」
そう言ってチョコバナナを手渡した。
「あ、ど、どうも…」
「美味しいよ!!」
無邪気な女の子。
親もニコニコしている。
「どうも…すみやせん。」
「いえいえ…
お祭り楽しんで下さいね。」
「兄貴…良かったね?」
「う、うるさい!!
俺は甘いものが嫌いなんだ。」
「そうなんだ…
じゃぁ、俺に下さいよ?」
「何?だ、駄目だ!!
これはあのちびちゃんが
俺にくれたんだ。
だ、誰にもやんねぇ…」
「ははは…」
そこへ中学生が小学生の男の子に
絡んでいた。
「おい…小遣い持ってるだろう?
出せ?」
「い、いやだ!!
これは美香ちゃんとお祭りを
楽しむ為に溜めたんだ。
絶対渡さない!!」
後で女の子が震えている。
「おら!出せ!!」
「あの野郎…なんてこと!!」
不良が中学生の襟首を掴んで
「おい…かつあげすんじゃねぇよ!」
「げっ!不良グループ!!」
「てめぇ…
折角祭りを楽しみにしている
子供から金をせびるなんて…
誰に許可を貰った?」
じろりと睨む不良。