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結花の御主人様
第24章 痴漢君
次の日…
結花は買出しがてらゆりの
様子を見に食堂でお昼を取る事に。
ゆりはすっかり立ち直ったようだ。
「でね…痴漢が出るらしいのよ。」
「結花様、その話なら
すでに商店街で持ちきりです。」
「そう…怖いわねぇ…」
「はい。」
そこへ美代が
「物騒ですねぇ…
うちにはゆりがいるから心配で…」
「そうですね…
ゆりちゃんまだ若いから…」
ゆり…20歳
「いえいえ…
結花様…あの…ゆりを
襲う痴漢君を心配しているんです。」
美代が困った顔をしている。
「あらら…
ここにもるりちゃんみたいな子が…」
「ふふん…私を痴漢してみなさい。
一撃だから…」
「ゆりちゃん…
あはは…そ、そうだね…」
複雑な結花。
自宅へ帰るとマンションの前庭で
健が昼寝をしていた。