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結花の御主人様
第25章 御仕置き
「ガッチャーーーン!!」

「あ、やっちゃったぁ!!」

結花が龍の部屋を掃除していた時

龍がお気に入りで大切にしていた

ペルシャの置物を落として壊してしまった。

「あぁぁ、どうしよう…
龍さんの大切な置物を…」

結花は困り果ててその場に蹲った。

「龍さん、怒るだろうな…」

その日結花は一日憂鬱に。

そして夕方、龍が帰宅した。

「ただ今…ってあれ?
結花ちゃん?」

結花はネグリジェ姿で龍を出迎えた。

「どうしたの?」

「あのぉ…
龍さん、お帰りなさい…」

「ただ今…
結花ちゃん、その格好??」

「はい…まずは…
おあがり下さい。」

「う、うん…」

龍は着替えて置物がなくなっていることに

気がついて

「ははぁん…さては?」

しかし、龍は敢えて知らん顔を通した。

居間で寛いでいると結花は

「龍さん、お風呂にします?
それともお食事にします?」

「うん、まずは晩酌がしたいな。」

「はい…」

結花はスケスケのネグリジャに

黒の下着を身につけて龍の前に

現れて杓をしだした。

何も言わない龍。
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