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結花の御主人様
第25章 御仕置き
「龍さん…」
「これが俺の責任の取り方だ。
結花、俺と一緒になってくれ。」
「はい…」
真っ赤になりながら結花は
龍のプロポーズを受け入れた。
「龍さん…ずるいね?」
「何が?」
「だって…結花を目茶目茶にして…
結花がその気になってプロポーズなんて…
結花、100%OKだよ。」
「ははは…
その前にプロポーズしても
結花はOKだろう?」
「う、うん…
馬鹿…」
「結花、これからの人生…
俺と歩いてくれ。」
「は…い…」
「ねぇ…龍さん。」
「なに?」
「結花、子供は…
もう少し…いいかなって?」
「そうか?」
「龍さんは?子供は欲しい?」
「いや…俺はもう少し
結花と二人でいたい。」
「ならきちんと避妊しようね?」
「はい。」
「それと…
来月から龍さんのお給料は…
結花が管理します。
へそくりもきちんと報告して?」
「おいおい…
報告したらへそくりにならないだろう?」
「あ、そうか。」
「来月からは…
小遣いきちんとくれよ?」
「無駄遣いは駄目よ?」
「はいはい…」
「もう…ちゃんと聞いて!!」
「分った…」
龍は返事の代わりにキスをして
「後悔しないか?」
「絶対に…しない…」
「そうか…」
幸せが二人を包む。