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結花の御主人様
第26章 結花の夢

それ以来、夫婦は事あるごとに

二人で歩くようになった。

また、仕事でも龍は取引先との

会合には結花と優子を従えるようになった。

「優子さん、ごめんなさいね…
私が出る幕ではないのに…」

「良いのよ。
これも社長の方針だから…
私は従います。
でも、良いですか?
大切な商談になったら…
奥様は口出し無用ですよ?
お守りくださいね?」

「はい…」

「いやはや…
龍社長…随分お綺麗な奥様を
もらいましたな?
羨ましい…
主任の優子さんも美しいし…
さぞや審査がお厳しいのでは?」

大手取引先の明が笑う。

「いやいや…
明社長、そんな事はないですよ。
俺は優秀な人材ならどんな人間でも
採用します。
世間体は気にしていませんよ。」

「そこが龍社長の良い所ですね。
そしてすべてが成功している。
社長、どうやったらこんな美人の
奥様を射止めることが出来るのですか?
こつを一つお聞かせ願いたい。」

「ははは…
俺は何もしていませんよ。」

「そうですかねぇ…」

明は優子と結花を見比べて

満面の笑みを浮かべていた。

「明社長…羨ましいですか?」

「それはもう…」

「妻は風俗出身です。
ですが俺はそれを誇りに思っている。」

「え?」

優子と結花が龍をみた。

「何でそんな事言うの?」

「それに主任の優子君は
もと女暴走族のリーダーです。
優子君は優秀ですよ。」

「社長!!」

二人とも真っ青になった。
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