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結花の御主人様
第27章 誘拐
「この…尼!!」
「来なさい!!」
ゆりは美香に
「お姉さんから離れてはいけませんよ。」
そう言って美香を後に隠して
身構える。
美香はゆりの後ろで必死で耐えていた。
「お前も…犯してやるぜ。」
「出来るかしら?」
ゆりは男の手を捕まえて投げ飛ばした。
「ぎゃっ!!」
その頃、武と博光も不良を押さえつけて
縛り上げている。
「結花様!!」
「大丈夫ですか?」
結花はパンティを脱がされていた。
「わ!!結花様!!
下着を…」
「え?あ、み、見ないで!!」
慌ててパンティをあげて下着を治す結花。
「お怪我は?」
「何とか大丈夫…
美香ちゃんは?」
「はい、大丈夫…」
「じゃ、ないわよ!!」
ゆりの厳しい声が飛んだ。
「え?ゆりちゃん?」
「皆…来て!!」
「どうしたの?」
「美香ちゃんが…
美香ちゃんが…」
ゆりが泣き出した。
「どうしたのです?」
ゆりは美香の腕を見せた。
「なっ!!」
「これは?」
「何てことを!!」
それは…美香は麻薬を打たれていたのだ。