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結花の御主人様
第27章 誘拐

そこへ健達が駆け込んできて

「美香ちゃん!!」

「健か?」

「健か?ではない!!
美香ちゃんが苦しがっているぞ?
何故助けない!!」

「俺達は何も出来ない。
見ているだけしか出来ないんだ。」

「馬鹿野郎!!」

健は美香の側に立って

「美香ちゃん、俺だよ。
健だ、不良の健だ。
頑張れ…頑張るんだ!!
麻薬なんかに負けたら駄目だ!!」

悔し涙が健を襲う。

「くっそう…なんで…
美香ちゃんが!!」

健は龍に

「おい…この麻薬を打った連中は
今何処だ?」

鋭い目が龍を襲う。

「今…部下が追っている。」

「俺も行く!!」

「駄目だ!!」

「何故??」

「相手はプロだ。
お前みたいな番長が行っても
役には立たない。」

「何だと??」

「良いか?
プロの始末は…
プロに任せろ…
分ったか?」

ジロリと健を睨む龍。

「く!!
美香ちゃん!!」

賢明に美香の手を握り励ます良太と勇太。

「頑張れ!!美香ちゃん!!」

苦しんで…暴れて…痛がって…

そして…3日が過ぎた…

美香は疲れから眠りに着いた。

「先生…」

医者は美香を診察してにっこり笑って

「もう…大丈夫です。
この子は…麻薬に打ち勝ちました。
強い子です。驚きましたよ。
そして…この子を一心不乱に励ましてきた
二人に感謝するんですな。」

医者はにっこり笑って両親に

「貴方方の娘さんは…
お友達に救われましたよ。」

優しく言ってその場を去った。
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