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結花の御主人様
第1章 出会い
今日は龍と結花が出会って初めての結花の誕生日。
この日、龍は早くから予約を入れている。
そして当日。
「龍さん、お早う御座います!」
頭を下げてきちんと礼儀正しくする結花。
龍は礼儀を重んじている。
他の嬢が付いても礼儀を知らなければ
すぐに帰された。
結花はそんな龍の正確を熟知して
必ず朝は礼儀正しく挨拶をする。
「結花ちゃん、お早う御座います。
入って…」
「失礼します。」
結花は部屋に入ると龍の前に正座して
「龍さん、お早う御座います。
今日一日、宜しくお願いします。」
「うんうん…
宜しくね…」
ニコニコと笑いながら満足している龍。
「今日もこの結花を貸切、
有難う御座います。」
「いやいや…
結花ちゃんを他に渡したくないだけだよ。」
「へへへ…
嬉しい…」
ここまで来ると龍は礼儀に拘らない。
あくまでも朝の挨拶だけだ。
龍は早速清算を済ませて結花は
事務所に清算完了とこれから
仕事に入る事を告げた。