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結花の御主人様
第1章 出会い
「では、結花ちゃん、
始めようか?」
「はい!!」
龍はホテルの冷蔵庫から箱を取り出して
「今日は結花ちゃんの
誕生日だよね?
偽りの申告がなければ…」
にやりと笑う龍。
「もぅ…龍さん!!
結花、怒るよ!!
他はともかく、龍さんには
結花、嘘は付きません!!」
頬に風を入れる結花。
「ははは…ごめん…」
龍は笑いながら箱を結花の前に
差し出して
「はい、ケーキを買ってきた。
一緒に食べよう。」
「わ!これは…
このケーキは美味しいんだけど
中々買えないんだよねぇ。」
目を輝かせている結花。
「ははは…
これ買うのに朝から並んだんだぞ?」
「龍さん、有難う!!
大好き!!」
結花は龍に飛びついていった。
「おいおい…
このまま押し倒してやろうか?」
「龍さんはそんな強引には
しませんよぉ。
したのは最初だけ…」
「そうだな。
まぁ、ね?」
龍が結花にそう言って頬にキスをした。