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結花の御主人様
第7章 龍の寝室
結花は毎日掃除に精を出している。
広いワンルームマンション。
一通り掃除が行き届くまでまだ暫く掛かりそうだ。
「今日は龍さんの寝室を掃除しますね。」
「俺の寝室は掃除しなくて良いよ。」
「どうして?」
「散らかっているから…」
「だから掃除すんじゃないの?」
「それは…そうだけど…」
「見たところ…
龍さんの寝室は凄く汚れています。
そんな寝室で龍さんが寝るのは
結花、我慢できないしそれに…」
「それに…?」
結花は真っ赤になって
「馬鹿…」
「ん?」
「もう、しらない!!」
「あれ?」
結花は怒ったように居間から出て行った。
ドアを閉めると結花は
「汚れている部屋で抱かれたくないのに…」
小さく呟いた結花。
「結花ちゃん、今日は機嫌悪いな?」
龍はなぜ結花が怒っているのかが理解出来ていないようだ。
「じゃ、行ってくるよ。」
「いってらっしゃい…」
結花は丁寧にお辞儀をして龍を見送った。
「早く帰ってきてね?」
そう言うと結花は龍の頬にキスをして
「好き…」
にっこりと笑って龍は出社した。
広いワンルームマンション。
一通り掃除が行き届くまでまだ暫く掛かりそうだ。
「今日は龍さんの寝室を掃除しますね。」
「俺の寝室は掃除しなくて良いよ。」
「どうして?」
「散らかっているから…」
「だから掃除すんじゃないの?」
「それは…そうだけど…」
「見たところ…
龍さんの寝室は凄く汚れています。
そんな寝室で龍さんが寝るのは
結花、我慢できないしそれに…」
「それに…?」
結花は真っ赤になって
「馬鹿…」
「ん?」
「もう、しらない!!」
「あれ?」
結花は怒ったように居間から出て行った。
ドアを閉めると結花は
「汚れている部屋で抱かれたくないのに…」
小さく呟いた結花。
「結花ちゃん、今日は機嫌悪いな?」
龍はなぜ結花が怒っているのかが理解出来ていないようだ。
「じゃ、行ってくるよ。」
「いってらっしゃい…」
結花は丁寧にお辞儀をして龍を見送った。
「早く帰ってきてね?」
そう言うと結花は龍の頬にキスをして
「好き…」
にっこりと笑って龍は出社した。