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甘やかしてあげます!
第1章 鬼は妹がお好き
昨日の夜、私は見てしまった
「こら子供は寝る時間だぞ?」
女の人と抱き合いながら私に注意する人物、鬼稲 静(きとう しずか)私の兄
「それとも交ざるか?」
「いいです~~~~ぅ」
翌朝、顔を合わせないようにこっそり家を出ようとした時
「お嬢、いってらっしゃいっす!」
「ば、バカ!声が大きい!!」
「なんだ四季、お兄ちゃんに黙って行こうとしたのか?」
「お、お兄ちゃん!?」
気配を消していたのか全く後ろにいたことに気づかなかった