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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第10章 思ひ出綴り・その後 其の三・~"考"その後山崎~


こんなん場合、言う事は一つや…


「自分んで帯解いて着流し広げな…」

「そ‥そんな事!」

嫌がるのは計算の内…


「わいの言う事が聞けへんか橘??」

「うぅ・・・
山崎さんが・・・そう命令するなら・・やります・・・・」

躊躇いながらも、帯の結び目に手を伸ばし……

日々、橘を責めるたびに調教し教えて来た、今の橘はわいの言う事に逆らえん。

逡巡しながらも、最後には言う事を聞く可愛い性奴隷‥それが淫乱に開花した橘の今の姿・・・


帯を下に落とし、着流しの合わせに手が掛かる……


「・・・見て・・・山崎さん・・・・・」

頬を真っ赤にし、伏し目がちで橘は着流しを左右に広げた…


「ああ…
丸見えや……」

「山崎さんになら・・・縛られて見られて感じてる、やらしい私を見て・・・」

着流しを広げ縛られた裸体をさらけ出す姿は、淫乱な恥女そのもの…

乳首は硬く起ち上がり、淫部は蜜が止まらないほど垂れ流し、卑猥に堕ちた橘は、この行為ですら快感なんやろう。


「そのまま表出るか?」

「それだけは・・・他は何でもするから・・・」

堕ちても尚残る理性…
日中の新撰組一番隊副隊長という教示が、ギリギリのところで理性となって働く…

それでええ、ただ堕ちた女より理性と本能の狭間に悶える方が余計にそそる。

その点は橘は文句はない、男としている理性、淫乱な女の本能…
こんなに都合良く調教出来るんは、橘くらいのもんや。


「・・・見てるだけなの??」

「触って欲しいんか?」

「山崎さんに見られて…我慢出来ないの……
激しく責めて痺れるような快感が欲しいのに・・・」

「ほぉー
こんな場所でおねだりかいな、今声を上げれば人が来るかも知れんぞ?」

「でも……
身体が疼いて止まらないの・・・」

「お仕置きと言うたやろ、もう少しお預けやな…
せやけど着流しは広げたままにせいよ」


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