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夜想曲~瑠璃色の奇跡~
第10章 思ひ出綴り・その後 其の三・~"考"その後山崎~


「節操無いなぁ橘は…
あー蜜壺そないに広げて……」

「だって はぁああっ! これ凄い!」

こうなりゃヤケクソや、腹括って大股開いている橘の前に座り、夢中に自慰に耽っている姿でも観察してやる!


「あん! あー! これ凄く気持ち良いっ!!」

「へー
一人遊びがそないにええか?
ぐちゃぐちゃに掻き回して、蜜流し捲って、見てるわいの事なんかお構いなしに腰まで振って…」

「あ……
山崎さんが………見てる……あっっ!
でも…気持ち良くって止まらないのぉぉ!!」

普通、忍んで行為に及ぶ自慰を、見られながらやるのは相当の羞恥…

普通ならや……

橘なら衆監自慰ですら快楽を見い出す…

卑猥に墜ちた身体は、見られようが、少々拷問に似た責めをしようが、全てを快楽に置き換え更にと貪り付くやろう。

快楽に墜ちたその身体ならば………


「はぁはぁはぁ 山崎‥さん見て……
指三本も入っちゃってる・・・」

「見てるだけでええんか??」

どっかり座り、頬杖付いて言葉を返せは、橘は涙目でわいに訴えて来る。


「見てるだけじゃ‥はぁん…いや……
お願い触って………
私のやらしい場所を責めて・・・」

予想通りのおねだり…

すっかり、おねだりが上手ぁなりおった…
初めは言葉にするのにも躊躇いを見せていたのに、凄い変わりようや。

そう教えて込んだ、わいのせいでもあるけどな。


「しゃぁないなぁ…
橘の恥ずかしい自慰行為もおもろかったんやけど、手ぇ貸したるか……」

目の前にある淫部に指一本……


「ひっっ! そこはぁぁ!!」

「此処も欲しそうに蠢いているで?
ほら、簡単に菊門が開いて指を咥え込んだ…
やらしい身体やなぁ橘の身体は……」

「それは山崎さんが… あああっ! 急に抜き差ししちゃぁ!!」

菊門の入り口辺りを責めれば、橘の乱れ方が変わる。


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