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同級生はヴァイオリニスト
第1章 再会

「イ…ヤッ……!」
由美は抵抗してる(?)けど、俺は力を全く感じない…
痩せすぎなんだよ…
今や世界的なピアニストなのに筋肉のキの字も感じさせない細い腕。
こんなんでピアノ弾けてんの?
スカートから見える細い足。
毎日歩いてます?
ピアノで儲けすぎて専属運転手でも雇ってる?
俺の足の上に乗っけてもほんとに重さを感じさせない。
病的なまでに痩せている…
一度、由美から唇を離した。
「由美……食べてる??…」
「ハァ…ハァ……離して……!」
じたばたとしたが当然俺の力に叶うわけもなく…
「食べてるかって聞いてんの」
「彰也には関係ない!!」
「関係ある」
「私のことなんかほっといてよ!!」
「無理」
「もう彰也と私は他人なの!」
そっか…由美からしたら俺はもうどうでもいい存在……
6年間も待ってた。
6年は長かった。
由美に会いたくならないように写真も見なかったしCDも聞かなかった。
彼氏が出来たと噂されたときも俺に会ったら昔みたいに…戻ってくれると思った。
6年ぶりに会った由美は昔よりもずっと魅力的で………
気付かないうちに俺の頬には一筋の涙が流れていた。
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