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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第31章 告白
「でもさ?」
「…ッ」
「ありがとね、話してくれて。」
顔を上げた雅の目には涙が溜まる。しかし次に重なる視線の先には陽の笑顔があった。
「雅ならいいよ!結翔様の相手でも。」
「ひ…なた?」
「正直ね?聞いた直後は最悪のクリスマスプレゼントだって思った。なんでそれ今日なの?って。でも雅の顔見て思ったの。ずっと話さなきゃって思っててくれたのは嘘じゃないんだなって。」
「陽…ッ」
「泣かないでよ!でも雅…?」
「何?」
「雅今…幸せ?」
「…ん」
「なら良し!」
にこっと笑う陽の笑顔にも嘘は無かった。
「…ッ」
「ありがとね、話してくれて。」
顔を上げた雅の目には涙が溜まる。しかし次に重なる視線の先には陽の笑顔があった。
「雅ならいいよ!結翔様の相手でも。」
「ひ…なた?」
「正直ね?聞いた直後は最悪のクリスマスプレゼントだって思った。なんでそれ今日なの?って。でも雅の顔見て思ったの。ずっと話さなきゃって思っててくれたのは嘘じゃないんだなって。」
「陽…ッ」
「泣かないでよ!でも雅…?」
「何?」
「雅今…幸せ?」
「…ん」
「なら良し!」
にこっと笑う陽の笑顔にも嘘は無かった。