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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第35章 ブラック結翔、降臨!?
「ん…聞いてるけど」
『捨てといてな?』
そう言うと結翔は電話を切った。
残された雅はどうして良いか途方に暮れている。
捨てて良いとは言われても…
結翔宛の荷物だし…
本人が良いと言っても
私が勝手に捨てるわけにはいかないよ…
苦しくなりながらも、結翔に刃向かいそうになる気持ちのまま雅はその荷物をテーブルの上に置いたまま居た。
不安は拭いきれない。
だけどなぜか結翔のくれる言葉に安心感を覚えもしていた。
「そうだ…」
思い出したかのように鞄から婚姻届を出した。
『捨てといてな?』
そう言うと結翔は電話を切った。
残された雅はどうして良いか途方に暮れている。
捨てて良いとは言われても…
結翔宛の荷物だし…
本人が良いと言っても
私が勝手に捨てるわけにはいかないよ…
苦しくなりながらも、結翔に刃向かいそうになる気持ちのまま雅はその荷物をテーブルの上に置いたまま居た。
不安は拭いきれない。
だけどなぜか結翔のくれる言葉に安心感を覚えもしていた。
「そうだ…」
思い出したかのように鞄から婚姻届を出した。