この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第37章 最後の砦
そんな結翔に促されながらも降りる雅。体1つ半は後ろを歩いて事務所に入っていく。
「ちょっと早いか…」
「あ、佐倉さん、おはようござ…!?」
「おはようございます。社長って」
「いえ、あ…あちらでお待ち下さい?」
そういいながら応接間を指された結翔は会釈をして向かう。受付のお姉様達にペコリと頭を下げて結翔の後を着いていく雅。
「結翔…さっきの人達何て思ったかな…」
「俺らのこと?」
「ん…」
「紹介?」
「解るもの!?」
「解るでしょ…クスクス」
そう話しながら待つこと5分程か。ノックと同時に扉が開いた。
「ちょっと早いか…」
「あ、佐倉さん、おはようござ…!?」
「おはようございます。社長って」
「いえ、あ…あちらでお待ち下さい?」
そういいながら応接間を指された結翔は会釈をして向かう。受付のお姉様達にペコリと頭を下げて結翔の後を着いていく雅。
「結翔…さっきの人達何て思ったかな…」
「俺らのこと?」
「ん…」
「紹介?」
「解るもの!?」
「解るでしょ…クスクス」
そう話しながら待つこと5分程か。ノックと同時に扉が開いた。