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茜色の空に
第9章 静寂の海
樹さんは更に私の口の中をその舌で犯しながら、私の腰をつかみ自信の腰に引き寄せる。

お腹のあたりに熱くて固いものを感じて、思わず反射的に腰が動いてしまう。

樹さんは、私から唇を離し吐息混じりに呟く。

「はぁ・・・そんなに煽るなよ・・・」

そう言い彼は私を抱き起こして私の背後に回り、私の身体を彼の足の間に入れて背後から強く抱きしめた。

「だめだ、服全部脱がせていい?」

そう言いながら、彼の大きい手が私のブラウスのボタンに伸びて、そのボタンをひとつずつ外していく。

その行為に、期待と不安で心臓のドキドキが止まらない。

「ダメだ、俺緊張してるのと焦りすぎ・・・かっこわる・・・」

そう言いながら、彼がボタンを外し終わりシャツを脱がせ、タイトスカートのジッパーをおろし素早く抜き去る。

そしてストッキングをおろしていき、私はブラとショーツだけになった。

「あ、あの・・・お風呂入らせてください・・・汗もいっぱいかいてしまっていて・・・」

私が懇願するように言うと、樹さんは意地悪く笑って耳元で囁く。

「まだ、全部脱がせてないよ?」

囁かれてゾクゾクと、背筋に快感が走る。

「あっ・・・」

思わず耳元で囁かれ、声が漏れてしまった。

樹さんは更に耳元で囁く。

「今日は寝かせてあげないから覚悟してね?」

その声を聞いて、身体の奥が熱く燃えるのを感じた。

樹さんの手がブラのホックにかかり、胸のしめつけがなくなるのを感じる。

ブラをはずされ、ショーツに手をかけられおろされ、私は生まれたままの姿になった。
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