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茜色の空に
第15章 エピローグ
あの久々の里帰りから、もう3年の歳月が流れた。

私と海渡は、29歳になり30歳を前に結婚をし、二人であの故郷に帰る事に決めたのだ。

「ああ、金とかまじで仕事で結構稼いだし。
あとはあれだ、ほとんど遊んだり友達も少なかったしで・・・いつか自分の店を持つように貯めといたからあの町だったら美容院を開けるくらいの額は貯めたぜ」

彼は、見かけによらず堅実で質素な生活をしていた。

確かに、服はほとんど安物のTシャツとジーンズで、たまにちょっとおしゃれなジャケットとかスーツとかがあるくらい。

彼曰く、俺はもとがいいからシンプルな服装で充分らしいぜ、と自信たっぷりに言ってのけた。

悔しいけど、事実だから認めざるを得ない。

そして、私もお酒も飲めないしそんな遊びにいくよりも仕事を優先させたりしていたので、貯蓄は同年代よりもずっとあった。

そういう二人の貯金をあわせて、二人であの町に帰って美容院を開くことを決めたのだ。

「私も、事務所は全国にありますし経験もあるので転職も大丈夫だと思います。」

私はそう言って、Iターン就職活動をしたらなんと1週間で決まってしまった。

新卒で就職をした事務所には引き留められたけれど、地元に帰りたいからですと言うと認めざるを得なかったらしい。

お世話になっただけ、少し胸が痛む出来事だった。
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