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茜色の空に
第5章 真夏の夜の悪夢
倫子と付き合ってるのを栄吉に話したら、彼は何を今更という表情で最初から知ってるしと言ってのける。
「海渡が草壁さん好きなのは多分、下手したら学校中知ってたよ。
おまえ、自分が思ってるより考えてること駄々漏れだからねー」
そう言って栄吉は俺に軽くデコピンを食らわせた。
「いって!何すんだてめぇ!」
俺が額を押さえると、不機嫌そうな表情で言う。
「シアワセモノニクイ」
なぜ片言!?
相変わらず、こいつの考えと行動はよめねぇ。
女子軍団も特に揉めることなく、むしろ倫子に嫌がらせをしようとすると、クラスの女番長的存在の藤原七瀬が止めにはいる。
いつどうやって藤原と仲良くなったかは解らないが、ひとまずは平和な時を過ごしていた。
そして倫子との関係というと、まだキスから進んでいない。
正直最初に色々してしまったせいで、やりたいだけと思われるのが嫌で、先に進めない。
一人で慰めるときに、もう頭の中で何回あいつを犯したかわかんねぇ。
ただ最近は欲求不満なせいか、あいつを抱き締めてほのかに香るあいつの優しい香りをかぐだけで、下半身がいう事聞かないのが悩みの種だ。
「海渡が草壁さん好きなのは多分、下手したら学校中知ってたよ。
おまえ、自分が思ってるより考えてること駄々漏れだからねー」
そう言って栄吉は俺に軽くデコピンを食らわせた。
「いって!何すんだてめぇ!」
俺が額を押さえると、不機嫌そうな表情で言う。
「シアワセモノニクイ」
なぜ片言!?
相変わらず、こいつの考えと行動はよめねぇ。
女子軍団も特に揉めることなく、むしろ倫子に嫌がらせをしようとすると、クラスの女番長的存在の藤原七瀬が止めにはいる。
いつどうやって藤原と仲良くなったかは解らないが、ひとまずは平和な時を過ごしていた。
そして倫子との関係というと、まだキスから進んでいない。
正直最初に色々してしまったせいで、やりたいだけと思われるのが嫌で、先に進めない。
一人で慰めるときに、もう頭の中で何回あいつを犯したかわかんねぇ。
ただ最近は欲求不満なせいか、あいつを抱き締めてほのかに香るあいつの優しい香りをかぐだけで、下半身がいう事聞かないのが悩みの種だ。