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令嬢は元暗殺者に恋をする
第44章 ハルとファルク
「どれもおいしそうだね」
「いろいろ、たくさんつめてってお願いしたの。この中にハルの好きなものはあるかしら」
「りんごパイがおいしそう」
「ハルはりんごパイ好き?」
「大好物」
「大好物なの? なら、私のぶんもあげる」
そんなに食べられないから、と言うかと思いきや、にこりと嬉しそうに笑うハルを見てサラはまたしても胸をきゅんとさせる。
な、な、な、何っ! 今の笑顔は何!
その笑みは嬉しい笑みなの?
そうなのね!
思わず緩んでしまいそうになる頬を押さえつけるように、サラは手をあてた。
それに、ハルがりんごパイが好きだなんて。
何だか可愛い。
「なら、今日はいいところに連れていってあげる。そこでお弁当を食べよう」
「いいところ! どこかしら?」
「それは、ついてからのお楽しみ」
「お外でハルと一緒にお弁当を食べられるなんて、今日も素敵な一日になりそうだわ」
「いろいろ、たくさんつめてってお願いしたの。この中にハルの好きなものはあるかしら」
「りんごパイがおいしそう」
「ハルはりんごパイ好き?」
「大好物」
「大好物なの? なら、私のぶんもあげる」
そんなに食べられないから、と言うかと思いきや、にこりと嬉しそうに笑うハルを見てサラはまたしても胸をきゅんとさせる。
な、な、な、何っ! 今の笑顔は何!
その笑みは嬉しい笑みなの?
そうなのね!
思わず緩んでしまいそうになる頬を押さえつけるように、サラは手をあてた。
それに、ハルがりんごパイが好きだなんて。
何だか可愛い。
「なら、今日はいいところに連れていってあげる。そこでお弁当を食べよう」
「いいところ! どこかしら?」
「それは、ついてからのお楽しみ」
「お外でハルと一緒にお弁当を食べられるなんて、今日も素敵な一日になりそうだわ」

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