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令嬢は元暗殺者に恋をする
第5章 行かないで ※
サラの目に怯えが走る。
本気なの。
本気で私を……。
抵抗したところで無駄なんだよ、とばかりに指先に引っかけた下着をサラの眼前に見せつけ、ハルは薄い嗤いを刻むと、ひらりと小さな薄布を指から落とした。
下着を脱がされ、これ以上暴れたらスカートがめくれてしまうと恐れたサラは硬直したままおとなしくなる。
再び、ハルの手が下肢へと伸びた。
「いや! いやいや……っ! お願い」
閉じようとするサラの脚の間にハルの脚が割って入り、片方の脚を遠くへと追いやられる。
スカートの中に手が滑り込み、自然と開いてしまった脚の間の秘裂をハルの人差し指と薬指で押し広げられ、中指が自分でも触れたことのない箇所に触れた。
「……っ!」
一瞬、そこから走った刺激に、サラは喉の奥でかすれた悲鳴をもらす。
「やっぱり、濡れてないね。そう思ってたけど」
「濡れるって……なに? しらない!」
「自分で触ったことはないの?」
「ない……ないわ! あるわけ……」
「へえ、ほんとうに? じゃあ、自分ではない、他人の指でこうして触れられてどんな感じ?」
「しらない!」
ハルの人差し指と中指が花芯をきつく挟む。けれど、挟んだままハルの指は微動だにしない。
間近で自分を見つめるハルの口許に意地の悪い笑みが刻まれるのを見て、サラは泣きそうな顔でやめてと懇願する。
同じくサラも身体を動かすことができなかった。
そこをつままれた状態で動けば、刺激が走ってつらいということを知っていて、ハルはわざと指を動かさないのだ。
かすかに息が荒くなる。
触れられているだけという感覚に、気がおかしくなりそうだった。
本気なの。
本気で私を……。
抵抗したところで無駄なんだよ、とばかりに指先に引っかけた下着をサラの眼前に見せつけ、ハルは薄い嗤いを刻むと、ひらりと小さな薄布を指から落とした。
下着を脱がされ、これ以上暴れたらスカートがめくれてしまうと恐れたサラは硬直したままおとなしくなる。
再び、ハルの手が下肢へと伸びた。
「いや! いやいや……っ! お願い」
閉じようとするサラの脚の間にハルの脚が割って入り、片方の脚を遠くへと追いやられる。
スカートの中に手が滑り込み、自然と開いてしまった脚の間の秘裂をハルの人差し指と薬指で押し広げられ、中指が自分でも触れたことのない箇所に触れた。
「……っ!」
一瞬、そこから走った刺激に、サラは喉の奥でかすれた悲鳴をもらす。
「やっぱり、濡れてないね。そう思ってたけど」
「濡れるって……なに? しらない!」
「自分で触ったことはないの?」
「ない……ないわ! あるわけ……」
「へえ、ほんとうに? じゃあ、自分ではない、他人の指でこうして触れられてどんな感じ?」
「しらない!」
ハルの人差し指と中指が花芯をきつく挟む。けれど、挟んだままハルの指は微動だにしない。
間近で自分を見つめるハルの口許に意地の悪い笑みが刻まれるのを見て、サラは泣きそうな顔でやめてと懇願する。
同じくサラも身体を動かすことができなかった。
そこをつままれた状態で動けば、刺激が走ってつらいということを知っていて、ハルはわざと指を動かさないのだ。
かすかに息が荒くなる。
触れられているだけという感覚に、気がおかしくなりそうだった。

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