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令嬢は元暗殺者に恋をする
第5章 行かないで ※
思わず目を閉じてしまう。
ため息にも似た熱い吐息が唇からもれる。指とは違う、柔らかくて熱い舌の感触に全身が溶けてしまいそうだった。
閉じたまなじりからたまっていた涙がこぼれ枕を濡らした。
や……いや……気持ち、い……い……。
ん……っ。
こんなの初めて……。
お腹の下から抜いた手を口許に持っていき、声をこらえるように眉根を寄せる。
もうすでに痛みはない。
与えられるのは沈んでいきそうなほどの快感。
時折、口からもれるのは甘さを帯びたすすり泣き。
い、いい……。
「ほんとうにおとなしくなっちゃったね。泣いてるの? 泣くほど気持ちいい?」
「やぁ……」
「いやって感じには聞こえないよ。でも、もっと濡れてくれないと。蜜があふれて零れるくらい。そう、俺を迎え入れられるくらい、もっと」
すぼめたハルの舌が蜜口から花芯の先端に向かって、ゆっくりと焦らしをきかせて舐めあげる。
先端に触れたところで、口に含んで吸い舌で柔らかく転がす。
唾液で濡れたそこはいっそうぬるぬるとなり、唇に食まれ軽く引っ張られたその刹那。
ため息にも似た熱い吐息が唇からもれる。指とは違う、柔らかくて熱い舌の感触に全身が溶けてしまいそうだった。
閉じたまなじりからたまっていた涙がこぼれ枕を濡らした。
や……いや……気持ち、い……い……。
ん……っ。
こんなの初めて……。
お腹の下から抜いた手を口許に持っていき、声をこらえるように眉根を寄せる。
もうすでに痛みはない。
与えられるのは沈んでいきそうなほどの快感。
時折、口からもれるのは甘さを帯びたすすり泣き。
い、いい……。
「ほんとうにおとなしくなっちゃったね。泣いてるの? 泣くほど気持ちいい?」
「やぁ……」
「いやって感じには聞こえないよ。でも、もっと濡れてくれないと。蜜があふれて零れるくらい。そう、俺を迎え入れられるくらい、もっと」
すぼめたハルの舌が蜜口から花芯の先端に向かって、ゆっくりと焦らしをきかせて舐めあげる。
先端に触れたところで、口に含んで吸い舌で柔らかく転がす。
唾液で濡れたそこはいっそうぬるぬるとなり、唇に食まれ軽く引っ張られたその刹那。

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