この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
令嬢は元暗殺者に恋をする
第60章 報復 -1-
「おまえはあの小娘の男か? あの娘は以前、おまえとは違う別の男を連れ歩いていたのだぞ。髪の長い、優男だ。そのことを知っているのか? 知っていて、あの娘のためにここへ乗り込んで来たというのか?」

 しばしの沈黙が落ちる。

「なるほど、他の男の存在を聞かされても、動じないというわけか」

 ならば、とファルクはにたりと嗤い、質問を変えてきた。

「おまえはもう、あの娘とは寝たのか?」

 しかし、ファルクの問いかけにやはりハルは答えない。

 そして、ハルの無言をファルクはどう受け止めたのか。

「あの娘はこの私が抱いてやったよ。思い出すだけでも愉快だよ。あの生意気な小娘を強引に組み敷き、泣き叫ぶあの娘の身体を無理矢理、奪ってやった。未成熟な身体を力で押し開き、積もった鬱積を一気にねじ込み叩きつけた。容赦なく、何度も何度もね。恐怖と絶望に歪む表情はたまらなかった。必死に抵抗し、あのくそ生意気な小娘が、涙をこぼし声を嗄らして私に許しを請うのだよ。ああ、ファルク様どうかお許しくださいとね。ふん! 従順な態度をとっていれば、少しは優しくしてやったものの。それしにても、あんながき、たいして面白みも何もなかったよ」
/835ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ