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令嬢は元暗殺者に恋をする
第5章 行かないで ※
「やぁ……! そんなの舐めちゃいやっ!」

「甘い蜜」

 舐めとったそばから、泉が涌くようにあらたな蜜がじわりと零れ、こぼれ落ちるそばからハルは丁寧に舐めとっていく。

 蜜で濡れた秘陰はぬらぬらに光り、ひくひくと蠢き始めた。

「すごいね。舐めてもまた零れてくる」

「やめ……」

「いいよ。もっとぐちゃぐちゃに濡らして。楽に俺を受け入れるには、まだ足りない」

「も……もう、やめて! こんなことするハルなんて嫌い! 大っ嫌い!」

 もう恥ずかしい……!

「へえ」

「いや! いや! もういや!」

「入れる前に、一度イかせてあげようと思ったけど」

「いきたくない!」

 おそらく、いくという意味すらわからずサラは叫んだのだろう。

「そんなに嫌がるなら仕方がないね。なら、このまま挿れる。ああ、だけど、いきなり後ろからはいくらなんでも可哀想だね」

 そう言って、ハルはもう一度サラを転がし正面に向けた。
 もはや、されるがままであった。
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