この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
令嬢は元暗殺者に恋をする
第88章 あなたの瞳におちて -終- ※
「仕事がらね。敵かどうかもわからない女にさせるわけにはいかないから。食いちぎられる可能性がある」

「くい、ちぎ……」

 サラは顔を青ざめさせる。

「……私がこうするのはいやではない?」

「嬉しいよ。ちょっと驚いたけど」

「でも私……ハルにも喜んで欲しいのに、どうしたらいいか、わからないの……」

「サラの好きなようにしていいよ。何をされても、サラなら嬉しいし、気持ちがいい」

 でも……と言って、ハルの手がサラを抱き上げベッドに横たえた。

「今日はごめん。俺の方がもう我慢できそうにもない」

 ベッドに沈むサラの顔の横に両手をつき、ハルは口許に笑みを浮かべる。

「サラの方から積極的になってくれて嬉しいよ。だから、今夜はたくさんサラのこと可愛がってあげる」

 首筋にキスをされ、ハルの唇が耳元に寄せられた。

「期待して」

 期待という言葉に、サラはかっと耳まで赤くする。

「身体の力が抜けるほど、気持ちよくしてあげる」

 甘く低い声で囁かれ、ぞくりと背筋が震え腰が砕けそうになる。
/835ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ