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第1章 出会い、

「休んでいこうか…」月並みな大人の言葉、何を意味するのか解った。
彼の指が、私の指を弄り、少しづつ指が汗ばんでくるのが、伝わる様であった。

指は、ゆっくりと…確実に私の中指や、薬指に指を絡めてきてた。
「もぅ…」私は、なんて返事をしていいか、解らず照れ隠しで、言った。
恥ずかしいけど、車内での甘いやり取りが、嬉しかった。


街道沿いのホテルに入るまで、彼の指は、私の指を弄ぶには飽き足らず、内脚まで伸びてきていた…

「だめ…」と小さい声で言ったが、指はゆっくりと這い回り続けた…
ストッキング越しから、伝わる指の感触を私は、静かに見届けた…

内脚に指が触れるか触れない位の、感触で彼の指は私の脚の上を弄んでいた。


さっきの見晴らしの良い丘で、キスをされた時に、舌を絡めた感触を私は思い出していた。


「どうしたんだい…？」静かに彼が聞いてきた。


「ううん…なんでもないです…」私は、スカートの奥がゆっくりと潤んできてる感触を憶えた。