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あの頃に戻って……
第10章 旅立ち
新しい保育園は9月からこども園になる、この町で一番人数の多いこども園だ。

園長先生は父さんの親友で、市東義喜さん。私もよく遊んでもらったから、覚えてる。

今度は全員で手続きに行く。

「義喜!久しぶりだなー。」

「雅哉!元気そうだな。連絡もらったときは驚いたよ。やぁ、美都ちゃん、久しぶり。」

相変わらず優しい笑顔のおじさんで安心した。

「お久しぶりです。来月から、この子たち3人、お願いしても大丈夫ですか?」

「もちろん、大丈夫だよ。」

快く引き受けてくださった。

「ありがとうございます。」

優輝くんと一緒に深々と頭を下げる。

「咲良、来月からこの園に通うのよ。園長先生の市東さん。咲良、良雅、優大くん、自己紹介して?」

そう促した。

「はい。咲良です。6歳です。よろしくお願いします。」

ペコリ、頭を下げた。

「ご挨拶がとても上手ですね。園長の市東です。9月からお待ちしていますよ。」

おじさんがそう言って、笑う。

「良雅です!4歳です!元気です!」

良雅がガッツポーズしながら挨拶をした。

「元気良いね!園長先生だよ。よろしくね。」

「よろしくです!」

良雅がそう言うと、おじさんは頭をポンポンと優しく撫でた。

そして、

「初めまして。園長先生です。君のお名前は?」

優大くんが、

「さやまゆうだいです。2歳です。」

「そうか。優大くんて言うんだね。よろしくね。」

こうして私たちは明るい未来に向かって歩んだ。

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