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あの頃に戻って……
第12章 新しい世界
先生から優大を引き取り、抱っこして帰る。

優大の荷物は、咲良と良雅が持ってくれる。

「ありがとう、二人とも。」

そう言うと、二人が笑顔を見せた。咲良が、

「ママの荷物も持つよ。」

そう言ってくれた。

「ありがとう。」

嬉しくて、泣きそうになる。

あんなに小さかったのに…

成長がとても嬉しい!

「今日はね?運動会の練習、たくさんしたよ!」

良雅が楽しそうに話す。

「そう。良雅はかけっこ何番?」

「良雅も咲良も一番だよ!」

「そう!楽しみだなー。優大は?」

「優大も速いよ!二番が多いけど。」

そんな会話がとても楽しい。

「ただいまー!優輝くん!」

良雅が言う。

もうそろそろ、お父さんかパパって呼んでほしいんだけど…そこはなかなかね。

「おかえり。あれ?また、優大、寝ちゃったの?」

「そうなのよ。優大、バスの揺れで100%寝かしつけられてるわね。」

そう笑う。

「咲良、おかえり。」

優輝くんが咲良を見て伝える。

「ただいま、パパ。」

‼︎‼︎

「咲良、今、パパって言った?」

思わず、優輝くんと声をそろえる。

「うん。優輝くん、いつもありがとう。今日からパパって…呼んでも良い?」

咲良が大人びて見える。

「もちろん!ありがとう、咲良。」

優輝くんの目にうっすら涙が滲んでた。

「オレも!優輝くんのことパパって呼ぶぞー!」

咲良につられて良雅も。

良い波に乗ってくれたみたい。

「よーし!じゃあ、俺はもっともっとみんなと遊ぶぞー!」

優輝くんが楽しそうに言う。
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