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第13章 夢の中

昔、夢見てた。

だーいすきな人と微笑みながら、手を繋ぐこと。

昔、夢見てた。

だーいすきな人と微笑みながら、話すこと。

話しかけたら笑顔で返して、話を聞いてくれるから嬉しくて笑うの。

いつも笑顔で過ごせる毎日。

それは当たり前のようでなかなかできないこと。

幸せを手に入れることが、私の夢だった。

だーいすきな人と手を繋いで、振り返ると必ずそこにいて、心配してくれたり、安心をくれたり、とにかくあなたがいなくちゃダメなの。

なんて、思える日々。

そんな日を楽しみに大人になった。

なかなか手に入らない、夢の世界が、やっと手に入った！

優輝くんは呼べば笑顔で返してくれる。

心から大切だって思う。

大好きじゃ足りない。

愛してる以上！

それ以上の言葉を知らないから、愛してるしか言えないけど。

仕事をする横顔も、後ろ姿も、みんなみんな愛してる！