この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あの頃に戻って……
第17章 神秘
間もなく……

ズンッ!

下腹部に鈍痛が走る!

「ったぁ……」

時間測ろう。

時計とにらめっこが始まった。

けど、もうすでに間隔、5分‼︎‼︎

経産婦は陣痛の間隔が15分になったら来てください。

と、言われていたのを思い出し、焦って、優輝くんを起こす。

「優輝くん!陣痛の間隔が5分だよぉ!」

「え?マジ?えーーっと……とりあえず、子どもたちの事を母さんに任せるか。電話だ。もしもし?美都の陣痛、始まった。気がついたら5分なんだよ。すぐ来てくれる?子どもたちお願い。サンキュ。」

そんなこんなしてるうちに私は病院に電話する。

直ぐに来てください!と言われ、その声で余計焦る。

「美都、行ける?」

「ったぁ……」

「とりあえず、車、暖めてくる。階段、一人で降りるなよ。」

そう言い残して優輝くんは車へ。

ほどなくしてお義父さんとお義母さんが来てくれた。

そして、私の両親も。

ホッとする。

優輝くんに手を借りて、階段を降りる。

「あぁぁ…優輝くん!ダメ!もお……生まれそうだよぉ!」

階段の途中で膝をついてしまうほどの痛みに襲われた。

「とりあえず、病院行かないとだろ。お父さん、父さん、手を貸してください。美都を車に運びます。」

とは言ったものの、もう、本当に頭が見え隠れするくらいのところまできていた。

持ち上げようとして、私が叫ぶから、みんな手が出せない。

「救急隊呼ぶか?」

「いや、あそこの病院はドクターカーがあったはずだ。派遣してくれるんじゃないか?」

と、みんなの意見で、再度病院に電話。

ドクターカーで医師と看護師と助産師が来てくれ、無事に自宅で出産となった。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ