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あの頃に戻って……
第17章 神秘
「もう出てきてもいいのにね。」

「のんびり屋さんなんだな、きっと。」

そんな会話をしていた。

「美都、産道の入り口をマッサージすると、産むとき楽になるんだって。」

そう言われて、ただいまマッサージ中……

優輝くんがマッサージをすると言ってくれたので、恥ずかしい格好でベッドに……

「今日はマッサージだけね。」

なんて、優輝くんが念を押す。

自分に言い聞かせてるのかしら?

何度か上から下に入り口を解すように指を動かされると、気持ちよくて……

エッチな気持ちになってしまう。

「あれ?美都……気持ち良い?」

そう聞かれて、頷くしかない。

恥ずかしくて目が合わせられない。

「声、我慢しなくて良いよ?」

なんて言われて、息遣いで感じてるのバレてるみたい。

恥ずかしいけど気持ち良い。

「だめッ!あぁ…気持ち良いっ!あん……やだぁ……んっ!」

なんて、感じまくってたら、チョロチョロッと……漏れた!

「あれ?美都?イッた?」

「ん……」

「めっちゃ可愛い。」

そう言って、チュッ…あそこにキスをした!

「あん!もぉ……優輝くん……」

また、チョロチョロッ!と……

「あれ?美都、何か出てきた!」

「もぉ…。妊婦は漏れやすいの!」

「違うよ。おしっこじゃないよ。もしかして破水したんじゃない?」

なんて言われて、そうかも!と、納得する。

「朝まで様子見る?」

そう言われて、頷いた。

破水……なのかなぁ?

緊張しながら眠りについた。
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