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あの頃に戻って……
第4章 美容室

真希ちゃんがご主人と離婚を前提に話し合いを始めたらしい。
そんなことを本人から聞いて、どうなることやらと緊張する。
夫が私と肌を合わせなくなって、3ヶ月。
真希ちゃんに話したところ、100%不倫だろうって。
そうだろうね。
でも、私には夫がどこの誰と肌を合わせていても構わなかった。
興味がないのだ。
それよりも、今日は同窓会。待ちに待った、同窓会!
優輝くんに無条件で会える。
実家に子どもたちを預けて、こっちに一週間はいる予定。
とは言え、隣町だから自宅から実家は、遠くはない。
同窓会のために、少しはオシャレしようと、事前に予約した、同窓会の会場まで歩いて行ける美容室に入る。
ホームページで見て、とてもキレイな外観で、素敵な美容室。
私が地元にいたときにはなかったから、新しいと思う。
「いらっしゃいませ。え?佐野!?」
「え?」
旧姓で呼ばれて驚く。
そこには、
「優輝くん!」
かつて、何もなかったけど自分から好きになった同級生がいた。
そんなことを本人から聞いて、どうなることやらと緊張する。
夫が私と肌を合わせなくなって、3ヶ月。
真希ちゃんに話したところ、100%不倫だろうって。
そうだろうね。
でも、私には夫がどこの誰と肌を合わせていても構わなかった。
興味がないのだ。
それよりも、今日は同窓会。待ちに待った、同窓会!
優輝くんに無条件で会える。
実家に子どもたちを預けて、こっちに一週間はいる予定。
とは言え、隣町だから自宅から実家は、遠くはない。
同窓会のために、少しはオシャレしようと、事前に予約した、同窓会の会場まで歩いて行ける美容室に入る。
ホームページで見て、とてもキレイな外観で、素敵な美容室。
私が地元にいたときにはなかったから、新しいと思う。
「いらっしゃいませ。え?佐野!?」
「え?」
旧姓で呼ばれて驚く。
そこには、
「優輝くん!」
かつて、何もなかったけど自分から好きになった同級生がいた。

