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あの頃に戻って……
第7章 嫁不在
私たちの恋は始まったばかり。

本当はすぐにでも結婚したいくらいだけど、お互い相手と子どもがいるから、そんな簡単じゃない。

優輝くんのお店で新しくスタッフを雇うことにした。

しかもその人は駿介くん!

朝、突然電話が来て、雇ってほしいとお願いされたらしい。

駿介くんも美容師さんになっていたのは知ってた。

でも、優輝くんが言うには、嫁の不倫相手だろう、とのこと。

え?駿介くんが!?って、ものすごく驚いた!

そんな相手がお嫁さんにいるのならそれはそれで良かった。

なんて思ってしまう自分が悲しい。

今日は、子どもたちの髪をカットしに優輝くんのお店、(ビューティー・サロン・キャピタル)に来た。

カランカラン……

お店のベルが鳴る。

「いらっしゃいませ。」

優輝くん!

「いらっしゃいませー。」

駿介くん。

「こんにちは。あれ?駿介くん!昨日はお疲れ様でした。」

優輝くんから駿介くんがスタッフになったことを聞いてない素振りで、二人に挨拶をする。

「お疲れ様。こいつ朝から雇ってほしいって電話かけてきたんだぜ?」

と、優輝くんも、私に話してない素振り。

「えー?それで雇えちゃうなんて、優輝くん、余裕があるのね。」

「半月タダ働きっつー条件付きだよ。」

そう言って笑う。

その笑顔にまたドキドキする。

「あ!二人とも、ご挨拶なさい?ママのお友達で、優輝くんと、駿介くんよ。」

子どもたちに挨拶をさせる。

「こんにちは。咲良です。」

「良雅です。元気です!」

「二人とも挨拶上手だね。こんにちは。優輝です。美容師さんです。今日は君たちの髪をチョキチョキします。お願いします。」

そう言って優輝くんがペコッと頭を下げた。

「お願いします。」

咲良が真似して頭を下げる。



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