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あの頃に戻って……
第7章 嫁不在

優輝くんが先にお店の方に行く。
「ママ、トイレ行ってくるわね?咲良、少しの間、お願いね?」
「はーい。」
トイレは子どもたちからもお店からも外からも木で囲まれているから見えない。
手洗い場に優輝くんがいた。
「美都……」
辺りを見回して、誰もいないことを確認する。
向かい合って、一度、抱き合う。
おでこに、チュッ……キスをされた。
そのあと、唇に、チュッ……
ジュルッ……舌を入れる……
「ふっ……あっ……」
吐息を漏らしてしまった。
「美都……これ以上はまずい……。……優大のこと、よろしくな。」
「……うん。」
「あとでな。」
「うん。」
そして優輝くんの背中を見送り、私はベンチに戻った。顔、赤くないかな?
外でキスなんて初めて!!!
昨日から、想いが通じ合えたからか、肌を重ねたからか、少しでも優輝くんと触れあっていたくてたまらない。
指先でも良いからくっつきたい……と、思っていたのに、キスまでできるとは思わなかった。
ありがと、優輝くん。
お店にお客さんが来た。
子どもたちは楽しそう。
でも、優大くん、ちょっと眠そう。
遊びに夢中で眠いの、忘れてるのかな?
可愛い。
砂遊びしてるとき、目をこすりそうになった、優大くん。
咲良が、
「眠いの?今、手汚れてるから咲良のママんとこ行っておいで?」
と、優しく声をかけてあげた。
「うん…」
さすがに眠いと人見知りしない優大くんでも、ママを探して大泣きするのではないかと思ったけど、
「抱っこして?みとしゃん」
と!
とっても可愛くて胸がキュンてなる。
「良いわよ。いらっしゃい。」
可愛い!
ギュッて抱っこすると、数秒でスヤスヤ……
「優大くんのパパのとこ、行こうか?」
良雅と咲良に言うと、頷いてくれた。
「ママ、トイレ行ってくるわね?咲良、少しの間、お願いね?」
「はーい。」
トイレは子どもたちからもお店からも外からも木で囲まれているから見えない。
手洗い場に優輝くんがいた。
「美都……」
辺りを見回して、誰もいないことを確認する。
向かい合って、一度、抱き合う。
おでこに、チュッ……キスをされた。
そのあと、唇に、チュッ……
ジュルッ……舌を入れる……
「ふっ……あっ……」
吐息を漏らしてしまった。
「美都……これ以上はまずい……。……優大のこと、よろしくな。」
「……うん。」
「あとでな。」
「うん。」
そして優輝くんの背中を見送り、私はベンチに戻った。顔、赤くないかな?
外でキスなんて初めて!!!
昨日から、想いが通じ合えたからか、肌を重ねたからか、少しでも優輝くんと触れあっていたくてたまらない。
指先でも良いからくっつきたい……と、思っていたのに、キスまでできるとは思わなかった。
ありがと、優輝くん。
お店にお客さんが来た。
子どもたちは楽しそう。
でも、優大くん、ちょっと眠そう。
遊びに夢中で眠いの、忘れてるのかな?
可愛い。
砂遊びしてるとき、目をこすりそうになった、優大くん。
咲良が、
「眠いの?今、手汚れてるから咲良のママんとこ行っておいで?」
と、優しく声をかけてあげた。
「うん…」
さすがに眠いと人見知りしない優大くんでも、ママを探して大泣きするのではないかと思ったけど、
「抱っこして?みとしゃん」
と!
とっても可愛くて胸がキュンてなる。
「良いわよ。いらっしゃい。」
可愛い!
ギュッて抱っこすると、数秒でスヤスヤ……
「優大くんのパパのとこ、行こうか?」
良雅と咲良に言うと、頷いてくれた。

